RKBニュース 2014年8月25日
2006年8月25日、福岡市東区の海にかかる橋上で、4歳、3歳、1歳の3人の幼い命が亡くなる痛ましい飲酒運転事故が起きました。RKB毎日放送は事故から丸8年の節目に当たるこの日、「飲酒運転はなぜなくならないのか」「どうしたらなくなるのか」を考える特集を夕方のニュース番組の中で制作。その冒頭、弁護士﨑山有紀子のコメントが放送されました。刑事裁判の傍聴を通じた飲酒運転の実態調査を基に、「裁判官の質問に対して、裁判の場だけでも(飲酒を)やめますとは言えない(ほどアルコール依存度の高い)被告人がかなり多くいる」「酒に酔った状態では、『飲酒運転はいけない』という判断ができなくなる人が相当数いる。それを止めさせるには、酒を飲んだ状態では車自体を動かなくするようなシステムの開発が不可欠」と指摘しました。